情報かわら版

2014・6・1 講演会 子どもたちに残したい「平和な国」

  と き  2014年 6月1日( 14:00~16:00
  ところ  アイザック小杉文化ホール ラポール小森陽一

       東京大学大学院総合文化研究科教授
       九条の会事務局長
  講 師          小森 陽一 さん
  賛助出演  富山リコーダーアンサンブル(有志)

  入場料   1,000円(大学生以下は無料)
  主 催   9条平和小杉の会  講演会チラシはこちら
  協賛・協力 9条の会に賛同する富山医師・歯科医師の会

  

「はだしのゲンが見たヒロシマ」の上映会とアーサー・ビナード講演会

『炉は続くよ どこまでも?』
 広島文化賞を受章したアメリカ人が核の本質と日本のこれからをあざやかに語る。

とき   )13:30~16:30

ところ  金沢市文化ホール 2階 大集会室

参加費  大人(大学生以上):1,000円/子ども:無料
     ※余剰金の一部は『はだしのゲン』をひろめる会に寄付します。

◆講師:アーサー・ビナードさん
     詩人。1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で
     英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。
     詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、絵本『ここが家だ――ベン・
     シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞を受賞。
     広島平和記念資料館の展示物=「カタリベ」たちの声なき声にじっと耳を傾け、
     それを言葉にした『さがしています』(童心社)や、3.11以降に福島県南相
     馬市在住の詩人・若松丈太郎さんとコラボレーションした詩集『ひとのあかし』
     は今話題の本。当日、販売を予定している。

◆ドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」
     出演:中沢啓治(『はだしのゲン』作者)
     監督:石田優子/聞き手:渡部朋子(NPO法人 ANT-Hiroshima 理事長)
     シグロ、トモコーポレーション/2011年/77分

問合せ先 核戦争を防止する石川医師の会(略称 石川反核医師の会)
     金沢市尾張町2-8-23 太陽生命金沢ビル8階 石川県保険医協会内
              TEL 076(222)5373  FAX 076(231)5156

講演会チラシはこちら

 

2013.5.3 香山リカさん講演会「憲法・格差・愛国心~なんとなく考えているあなたへ」

 昨年「日本国憲法改正草案」を発表し、12月に政権をとった自民党・安倍内閣は、日本国憲法を変えると公言しつつ、集団的自衛権の行使を認めて日本が戦争に参加できる仕組みを作ろうとしています。 憲法改正、戦争、領土問題と愛国心、そして格差・貧困がどのように絡み合って根がつながっているのか?香山リカさんに分かりやすく解きほぐしていただきます。

とき    日(憲法記念日)PM5:30~

ところ   富山国際会議場 3階 メインホール

協力金   1000円

 

  香山 リカ 氏(精神科医・立教大学教授)
  1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。豊富な臨床経験を生かして、
  現代人の心の問題を中心にさまざまなメディアで発言を続けている。
  専門は精神病理学。
  NHKラジオ「香山リカのココロの美容液」(金曜・夜9:30より)で
  パーソナリティをつとめる。
  近著に「ひとりで暮らす、求めない生き方」(講談社)、
      女は男のどこを見抜くべきか」(集英社)など多数

 問合せ先   日本国憲法をまもる富山の会 富山市堀端町1-12富山中央法律事務所

講演会チラシはこちら

 

2013.2.16 風船飛ばしでどんなことがわかったか-志賀原発事故と放射能汚染の広がり

 原発をなくす富山県連絡会準備会が、原発をなくす石川県連絡会や原発問題住民運動石川県連絡センターの協力のもと、2013年2月16日の午後2時~3時に石川県志賀町高浜 「志賀町文化ホール」駐車場から、ヘリウムガスを充てんしたeco風船を約200個空に飛ばしました。風船は南に向かって飛んでいきました。
 当日夜6時30分、埼玉県秩父市の方から風船を拾ったとお電話がありました。風船飛ばしが終わってから、わずか3時間半。その後、千葉、東京、埼玉、長野からも連絡があり、7個の風船が東南東に向かって飛んで行ったことがわかりました。
 各地から注目された今回の風船飛ばし。わかったことをまとめてみました。

 偏西風に乗って3000m級の山を越え、関東へ
 風船を放した2月16日午後2~3時には、志賀町では北寄りの風が吹いていました(放球地点 の北約10kmの「志賀町富来」のアメダス:午後2時は曇、北北西の風5.8m/s、午後3時は曇、 北北西の風4.5m/s)。
 一方、2月16日午前9時の700hPa高層天気図から、能登半島から房総半島に向かう2880mの等高度線に沿って、偏西風が吹いていたことが読みとれます。また、2月16日午前9時と午後9時に輪島から放球したゾンデによる高層気象の観測データから、高度1500m付近(850hPaの 指定気圧面)で10m/s程度の西よりの風、高度 3000m付近(同700hPa)でも15~20m/s程度の西よりの風が吹いていることもわかりました。
 落下地点からの連絡と気象データから、志賀町高浜で放球した風船は、北からの風に乗って南に流されながら高度をあげ、地上1500m付近 で西よりの風に捕捉され、さらに高度を上げながら3000m級の山岳を越え、ヘリウムガスが次第に抜けていくことによって高度を下げていき、約4時間後に埼玉県秩父市に落下したものと思われます。

日本海側の原発でシビアアクシデント(苛酷事故)が起きれば、
太平洋側の原発よりいっそう深刻な被害が
 
私たちが飛ばした風船は、北アルプスより高いところを吹く偏西風に乗って、わずか3時間ほどで関東に達しました。原発事故の際の放射性雲(プリューム)の広がり方を示唆する、たいへん貴重なデータが得られました。このことが示しているのは、志賀原発でシビアアクシデント(苛酷事故)がおこり、漏れ出した大量の放射性物質が上昇気流に乗り、偏西風に乗ったならば、風船が拾われた地点に、今度は風船ではなくて放射性物質がやってくる可能性があるということです。
 今回の風船飛ばしが明らかにしたもう一つの重要なことは、日本海側の原発事故で放射性物質が環境にまき散らされたら、そのほとんどは内陸部を汚染するということです。福島第一原発事故では、放出された放射性物質の一定部分は風によって海に流されましたが、志賀原発などの日本海側の原発の場合、上空を流れている風は常時、西寄りの風です。そのため、西寄りの風が少し北にずれたり南にずれたりしたとしても、ほとんどが中部地方や関東地方などの内陸部を汚染します。
 このことから、日本海側の原発でシビアアクシデントが起きれば、太平洋側の原発で事故が起こった場合よりも、よりいっそう深刻な被害にみまわれると考えられます。
 電力供給にも地域振興にも不要で、危険な志賀原発は、廃炉にするしかありません。

上昇気流の有無、風向き、雨雪などによって原発からまきちらされた
放射性物質の広がり方はまったく異なります

 志賀原発でシビアアクシデント(苛酷事故)が発生し、大量の放射性物質がまきちらされた場合、「風に乗って関東に飛んでいってしまうから、近くは安心だ」ということにはなりません。
 放射性物質は風船につめたヘリウムのように浮力はありませんから、 上昇気流がない時などはほぼ水平に流され、北陸地方に深刻な汚染をひきおこす可能性が高くなります。

上昇気流がある―汚染は遠くにも広がる
上昇気流がない―地表近くをただよって、思わぬところに汚染も
 放射性物質はヘリウム風船のような浮力はないため、上昇気流がある時とない時では、広がり方がまったく異なります。
 右の図1(略)をご覧ください。大気はあたためられると上昇しますが、地表のどこでも上昇気流ができているわけではありません。
 地面が強い日射しで急激にあたたまったような時や、上空に冷たい寒気が流れ込んだような時には、大気が不安定になって、上昇気流がさかんに生じます。このような時に原発事故がおきると、放射性物質は上昇気流に乗って高く昇っていき、偏西風が吹いている高度にまで達すると、今回の風船飛ばしのような行路をとって遠くに汚染が広がっていく可能性があります。
 一方、大気の状態が安定して上昇気流がない場合、ほぼ水平に流されていき、重さも小さいため、地上に落下するまでに長い時間がかかります。そのため、原発の周辺に高濃度汚染地帯ができるだけでなく、思わぬところにホットスポットが生じたりします。
 原発事故で放出された放射性物質の広がり方は、気象条件でまったく異なっており、避難などの対策をとる際には、このことをじゅうぶんにふまえて行うことが必要になります。

放射性物質の広がり方は季節によっても違う
 左の図2(略)は、輪島測候所から放球したレーウィンゾンデの推定落下地傾向図(1985年7月~1986年6月)です。
 輪島測候所では、気象観測の目的で毎日4回・年間1460 回の気球(レーウィンゾンデ)の放球を行っていました (現在は1日2回)。図には落下地の95%の信頼楕円が書かれていますが、夏は輪島市を中心とした能登半島周辺の 狭い地域に気球が落ちており、冬には新潟県・長野県北 部を中心とした地域に気球が落下しています。
 このことは、多数の観光客で混雑する夏に志賀原発で 事故がおきれば、能登半島は風が弱いため放射性物質は あまり拡散せず、原発に近い地域に高濃度の汚染が生ず る危険性が高く、冬に事故がおきれば放射性物質が遠方 まで拡散することを示唆します。

「風船飛ばしの結果の解説」はこちら

 

2013.1.17~21 ペシャワール会現地報告写真展のお知らせ

 
 
 
 
 

 現地連絡チームは現地事業のサポートの傍ら、これまで現地で撮られた写真の整理を行っていました。この写真を使って、支援して下さる方々にどうにかして現地活動の報告ができないか、とずっと思案してきました。
 できるだけ多くの支援者の方々に見て頂くことを目的としていますので日本中で開催することを考えているところです。ぜひ写真展に足を運んで頂き、日本での想いと現地での実践の結実をご覧ください。    

     期日  2013年1月17日(木)15:00 ~ 21日(月)15:00
     会場  石川県庁 19階展望ロビー
     問い合わせ先 080-2956-4071(NPO法人未来塾・大人の学び)

     *中村哲医師(ペシャワール会現地代表)の講演会(2010.6)はこちら 

 

2012.11.11 福島原発事故の現状と未来 小出裕章氏が講演

*当日の講演録画はこちら  

 

2012.9.23 NHK「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」第2回

放送日 2012年9月23日(日) 午後10:00~午後11:00  NHK Eテレ
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0923.html

再放送 2012年9月30日(日)午前0時50分~(土曜日の深夜)NHK Eテレ

事故後、さまざまな慢性疾患が増えている(ウクライナ政府)
 2011年4月、キエフ国際科学会議でウクライナ政府が報告書を公表。タイトルは「未来のための安全」。内容は原発の現状や事故の様々な影響などの中でも最も多くのページが割かれたのが、住民の健康についてである。ウクライナ政府は被災者の情報を巨大データベースで一括管理する。①事故処理作業者、②避難民、③汚染地帯の住民、④1〜3の子供、に分類。236万人の健康状態と被曝との関係を検討。報告書は被災者が様々な慢性疾患を発症し、特に心臓や血管の病気が増加していることに注目。
 しかしIAEAなど国際機関は、放射線の影響をほとんど認めず。国連科学委員会は白血病、白内障、甲状腺ガンのみ。ウクライナ非常事態省のホローシャ長官は「国際的にコンセンサスがとれていないものもあるが、事実を黙っていられない」と述べている。

ウクライナ政府の報告の抄訳が下記にあります。
ウクライナ政府(緊急事態省)報告書  『チェルノブイリ事故から25年 “Safety for the Future”』より (2011年4月20-22日、チェルノブイリ25周年国際科学会議資料)
http://archives.shiminkagaku.org/archives/2011/12/post-281.html http://archives.shiminkagaku.org/archives/csijnewsletter_010_ukuraine_01.pdf