と き 8月9日(日)午前10時~12時30分 fax申込用紙(チラシ)こちら
会 場 サンシップとやま 福祉ホール
参加費 無料
申込は 電話 076-442-8000 fax 076-442-3033 メールはこちらから
主催:核兵器廃絶をめざす富山医師・医学者の会
後援:富山県被爆者協議会、富山県保険医協会
第1部 アニメ「 アンゼラスの鐘」 上映会(10:10~11:30)
70年前の1945年8月9日、2発目の原子爆弾が長崎に投下されました。このアニメ映画は、爆心地から1.4キロ離れた浦上第一病院で、自ら被爆しながらも懸命の治療を続けた青年医師・秋月辰一郎の姿を描きます。
直接熱や爆風に遭わなかった人達の髪が抜け、歯茎から出血し、至る所に紫斑が出る…。今日の原発事故にも共通する放射線被害、内部被曝の恐ろしさを訴えてきます。
被爆60周年平和祈念作品・2007年ニューヨーク国連本部上映作品
文部科学省選定・児童福祉文化賞推薦作品・日本原水爆被害者団体協議会推薦他
製作:「NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘」製作委員会
原作:秋月辰一郎「長崎原爆記」「死の同心円」
脚本・監督:有原誠治
あらすじは こちらから
第2部 被爆体験を聞く会(11:40~12:10) お話する人 太田安子 さん
原爆が投下されたあの日は雲一つない空に真夏の太陽がふりそそいでいた。
同じ兵器工場の事務所に勤務する学徒動員の友達と一緒に、民間の人家の井戸まで貰らい水をする為に工場近くの道を歩いていた。警戒警報も解除になっていたので私達二人は、何かお喋りをしながら歩いていると、小さな爆音が聞えてきた。その爆音が徐々に大きくなり私達は空を見上げた。その瞬間キラキラと光るB29が急降下してきた。一瞬身の危険を感じ近くの小さな空家に飛び込んだ。
幸いその家は政府から強制疎開させられた空家のようだった。建具らしいものは何もなく私達は一気に走り込んだ。余り早く走ってその家の裏に抜けてしまい慌わてて逆戻りした瞬間、カメラのフラッシュを浴びたような青白い光を感じたのが最後だった…
富山県被爆者協議会 証言文集『叫び』長崎編より