医療支援 JMAT

県医師会、いわき市に医療支援
協会も第6陣に人的支援で協力

 今回の東日本大震災の被災地救援のため、富山県医師会は当面、3月19日出発の第1陣から5月5日まで活動する第11陣まで、切れ目なくJMATチームを福島県いわき市(避難所51カ所、避難者数約3,100人)に派遣し、巡回診療を行う予定です。  富山のチーム編成は、基本的に医師1名、看護師2名、運転手および現地担当者との調整役として事務員2名、計5名の布陣で、ワゴン車で北陸道・磐越道経由でいわき市に入り、「いわき平競輪場」を宿舎として活動しています。

 

 避難者の口腔ケアで 小熊歯科医師が参加

 こうした中、県医師会から協会に対しスタッフ派遣の協力依頼があり、4月8日に出発した第6陣に、協会事務局員とともに、避難者の口腔ケアのために会員の小熊清史歯科医師(魚津市)が参加しました。いわき市の医療支援から戻った医師も「まだ口腔をチェックする体制ができていないので、喜ばれるだろう」と感想を述べています。  
 第6陣のメンバーは、吉野武医師(岩峅寺クリニック)を責任者として、富堂看護師(南砺中央病院)、岩井看護師(黒部市民病院)、協会から小熊歯科医師、歯科補助の杉田、事務方として平井、林の計七名です。  
 小熊先生の現地での活動には、いわき市歯科医師会より歯科医師1名、歯科衛生士1名が同行されることになっています。

 医療支援:JMAT②