~人生の困難に遭遇しても、絶望しない社会めざして~
社会保障の本来の目的は貧困をなくすという点にあるはずです。しかし現状、もし貧困に陥るようなことが起きたら基本的に自己責任で解決してください、どん底まで、生命の危機が迫るほどにまで困ったら生活保護で対応しましよう、ということになっています。その手前で住宅、医療、介護や教育などの中にも貧困救済の制度保障があれば生活保護に至らなくて済むのではないでしょうか。
“貧困除去”の機能が弱い日本の社会保障をどう立て直せばいいのか。医療・介護・年金、雇用・住宅・教育の現状を見ながら考えたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
と き 2014年5月10日(土)午後2時~4時
ところ サンフォルテ 研修室303・304
(富山市湊入船町6-7)
講 師 立命館大学 産業社会学部 教授
唐鎌 直義 さん
主 催/反ー貧困ネットワークとやま
富山の医療と福祉と年金をよくする会
後 援/富山県保険医協会
問い合わせ先/電話 076-443-9011 メール info@hureai.tv チラシはこちらから
講師プロフィール(からかま なおよし)
1952年生まれ。大正大学人間学部教授、専修大学経済学部教授を経て現職。
社会調査や統計分析等を通じて高齢者や勤労者の生活実態を解明し、把握した事実に基づいて社会保障施策の方向性を提示している。