2018.5.27 第15回山歩き会

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斑尾高原を歩く、登る

 協会は5月27日、第15回山歩き会を開催し31人が参加しました。標高1382mの斑尾山を目指す登山コースと、花々の群生を見ることのできる沼の原湿原トレッキングコースに分かれ、春の斑尾高原を楽しみました。

 登山チームが目指した斑尾山は、日本三百名山に数えられます。斑尾高原スキー場のゲレンデを出発し、勾配は緩いものの山頂に向かって直登しなければいけない状況から登山が始まります。途中、ジグザグに切られた登山道まで到達すると、斑尾高原のペンション街から希望湖、木島平から野沢温泉まで雄大なパノラマを見ることができました。ゲレンデ最高部を過ぎると本格的な山道となり、ブナ林の新緑が美しく、登山チームの疲れも吹き飛びます。斑尾山山頂後に尾根づたいを歩くと、大明神岳に到着します。大明神岳からは、野尻湖、妙高山、黒姫山が一望できました。

 沼の原湿原トレッキングコースでは、現地のガイドの方から、日本固有種の植物であるシラネアオイなど様々な花を教えてもらいました。湿原に到着すると、白く可憐なミツガシワの花が見頃を迎えていました。
 また、日本画家である東山魁夷の代表作「静映」に描かれた希望湖の周囲を歩き、斑尾山を映した美しい湖面を眺めながらの散策を楽しみました。