女性医師・男性医師へのメッセージ
~ともに輝いて生きる社会に向けて~
協会では、女性医師・歯科医師が楽しく、ほっとできる横のつながりを広げる機会となることを目指し、女性部企画に取り組んでいます。第5回女性部企画を8月10日に開催し、女性医師・歯科医師32名を含む75名が参加しました。
第1部は、昭和女子大学学長の坂東眞理子先生を講師に、特別講演「女性医師・男性医師へのメッセージ~ともに輝いて生きる社会に向けて~」を開催しました。講演では、医師の就労環境の改善は、女性医師のためだけではなく医師全体のため、ひいては患者が安心・安全な医療を受けるためにどうしても必要であると訴えました。また、女性医師へのメッセージとして、今後、自らが若い女性医師のためのロールモデルとなるよう頑張ってほしい、と述べられました。
第2部の女性医師・歯科医師ランチ交流会では、参加者同士で講演の感想や日ごろ抱えている悩みや想いなどが率直に出され、和やかな雰囲気での交流会となりました。
参加者からは、「専門職種で女性の割合が多い医療現場だからこそ、男女共同参画の環境を作っていかなければと思った」、「人の成功や長所、輝きを素直に喜べる人間になりたいと思った」などの声が寄せられました。
以下は事前案内の内容です
*日時 2014年8月10日(日)
*会場 ANAクラウンプラザホテル富山 3F
*対象 医師・歯科医師・医学生
(保険医協会の会員に限らずどなたでも参加できます)
*参加費 第1部…無料/第2部…2,000円
*託児室 ご利用を希望の方は事前にお申し込みください(無料です)
第1部 特別講演 11:00~12:30
講師 坂東眞理子氏(昭和女子大学学長)
プロフィール
富山県生まれ。
東京大学卒業後、総理府(現内閣府)入省。「青少年白書」執筆に携わったのち、婦人問題担当室(現男女共同参画局)設置と同時に日本初の「婦人白書」を執筆。カナダとハーバード大学に留学後、総理府老人対策室などを経て、1994年男女共同参画室長となる。1995年には埼玉県副知事に任命され、1998年女性初の総領事として在豪州ブリスベン総領事に。2007年より昭和女子大学学長、2014年学校法人昭和女子大学理事長、現在に至る。
著書は40冊以上に渡り、『女性の品格』は300万部を超える大ベストセラーとなった。
なお、昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)を創設し、男女共同参画社会形成の推進と女性文化研究の発展に寄与する著作への支援を行っている。
第1部は男性の方もどうぞ
第2部 女性医師・女性歯科医師 ランチ交流会 12:30~14:30
ざっくばらんに楽しくおしゃべりをして交流を深めませんか? 定員:30名
医学生も大歓迎!
主催 富山県保険医協会
お申し込みは電話、メールまたはFAXにて チラシ おもて うら(お申込み用紙)