富山県在宅医会 秋の研究会
増えるおひとりさま、連携して支える
11月5日、富山県在宅医会主催の秋の研究会が、ボルファートとやまにて開催されました。社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子氏が「おひとりさまの老後、そして最期を考える」と題して講演。当日は、在宅医療に携わる医師、看護師など医療介護従事者150人が参加しました(協会後援)。
上野氏は死別・離別・非婚でおひとりさま人口が増える中「在宅ひとり死」の実現可能性について触れ、各地を取材した経験から、各専門職の専門性が遂行できる態勢が構築されれば実現可能だと述べました。
研究会に先立って定期総会が開かれ、今年9月に急逝された中川彦人先生に代わり、河上浩康先生が会長に就任することが承認されました。
*以下は11/5の事前案内の内容です
富山県在宅医会 秋の研究・交流会
今回の研究・交流会は、富山県生まれの社会学者である上野千鶴子先生をお迎えします。2007年の著書『おひとりさまの老後』から8年経った昨年『おひとりさまの最期』を出版され、終末期ケアと医療にたずさわるひとたちへの取材、関わりを通じて得た内容を紹介されています。
死別・離別・非婚でおひとりさま人口が増える中、医療・介護従事者はどう捉え、どう接していけばよいのかを考える機会になればと思います。多くのご参加をお待ちしています。
日時 2016年11 月5日(土) 午後4時~6時
会場 ボルファートとやま 2階 真珠
(富山市奥田新町8-1 TEL 076-431-1113)
参加費 無料
※ 駐車料金につきましては各自でご負担をお願いいたします。
※ 富山北モータープール(550 台収容)をご利用の場合、
当日受付にて駐車料金1時間分が無料になります。
午後4時 講演
「おひとりさまの老後、そして最期を考える」
講師 上野 千鶴子 氏
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
(WAN)理事長、社会学者、東京大学名誉教授
午後5時30分 ディスカッション
「在宅での看取り、家族のいる場合・いない場合」
県内の在宅医・訪問看護師と上野千鶴子氏による座談会を予定
*閉会後は上野氏の書籍販売とサイン会を予定
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