2017.9.23 第14回山歩き会

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新穂高ロープウェイで行く 初秋の西穂独標・丸山

 協会は9月23日に第14回山歩き会を開催、38名が参加しました。新穂高ロープウェイで西穂高口駅まで行った後は、西穂独標(標高2701m)と西穂丸山(同2452m)を目指すグループに分かれ、山頂を目指しました。

独標へのチャレンジ

協会理事  兒玉 幸久

 西穂独標・丸山は、今回で2度目のチャレンジ。2012年夏の第3回で行っていますが、その時は悪天候でした。
 スタッフは1週間前から天気と生活の情報サイト「てんきとくらす」の登山指数の変化に一喜一憂。そして当日は曇り。午後から晴れるとの予報に期待し、出発しました。
 新穂高ロープウェイに乗ると周囲はガスで真っ白。しかし、西穂高口駅の山頂展望台では風で雲が流され山が顔を覗かせるのを確認。参加者は4つの班に分かれ、わがB班には今回の参加者の最高齢と最年少のお二人も加わり独標を目指します。
リュックにはロープやタオル、サポーター、医薬品、予備食料など思いつくものは何でも詰め込んで行きました。視界も悪くやや強い風の中、後ろにつく先生のゼイゼイという息遣いにハラハラしながら、時間厳守の山登りでしたが、最後は鎖をつかみながら岩にへばりつき、無事に独標を制覇することができました。
 疲れの出てくる帰路は、時折見える景色と心配していた子供たちに逆に元気をもらい、予定通りに到着できました。皆さん、ご協力ありがとうございました。

丸山コースに参加して

おぎの内科医院  荻野 英朗

 今回で山歩き会には4回目の参加になりました。今年の春に参加した奥獅子吼山のカタクリロードがとても素晴らしかったので、続けてのエントリーとしました。この会は、山登りの素人でも担当役員の先生や事務局の指示に従っていれば楽しく過ごせるのでとても貴重な会だと思っています。
 西穂丸山コースの参加にしたのは、以前のときは参加者のほとんどが丸山コースで独標コースに行く人は少なかったように記憶していたためです。実際、丸山コースでも上り下りがきつく自分たちには十分だったと思います。
山歩き会では、それまで全く知らなかった方々とも一緒に山の中を歩くことでいろいろお話ができることも魅力の一つかなと思います。
 お昼におにぎりを食べながらトレッキングとハイキングの違いは何だろう、とお話しました。調べてみると、トレッキングは山登りとは違い必ずしも頂上を目指すのではなくまさに山の中を歩いて風景を楽しむこと、とのことでした。ちなみに、ハイキングは自然を楽しむために野原を歩くことだそうです。これからもできるだけトレッキングに参加したいと思います。
 この会への希望としては、もし可能なら中山や大辻山など近くにある山ですが移動に時間がかからないので考慮していただけるといいかなと思っています。
 企画運営をしていただいた兒玉先生をはじめとする事務局の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。