Q&A 協会のそこが聞きたい

勤務医にもメリットは  あるのでしょうか

Q.私は公的病院の勤務医です。保険医協会については開業医の友人から「保険の点数に強い」「医院経営の情報が得られる」など聞いていますが、私のような勤務医にも入会するメリットがあるのでしょうか。

 共済制度を一つでも  利用すればメリット十分

A.以前と違って今は病院勤務医も保険請求に責任を持ち、病院経営に関心を持つ事が求められる時代ですから、協会の情報はおおいに役に立つはずです。
 視点を変えてみましょう。生命保険は誰もが加入していると思います。探せばネット販売で保険料の安いものはありますが、協会のグループ保険はさらに安く、診査なしで65歳までは4千万円、75歳まで1千万円加入できるのがメリットです。1年で決算し、剰余金が生じた場合は配当金として戻ります。
 次に、定期預金が1千万円あり、これを保険医年金の一時払に移したとしましょう。2年目から元本割れが解消し、3年目から年間約12万円以上の利息がついてきます。定期預金が数千円しかならない時代にこの差は大きいですね。
 勤務医は雇用形態が様々です。若い先生の中には複数の病院を臨時的に勤務することも多く、病気になったとき何の保障もない、ということがままあります。
 そんなとき協会の休保は、3口加入で1日1万8千円(入院は2万4千円)、30日入院されると72万円の保障が得られます。
 このように、共済制度を一つでも利用すれば月額会費2500円の元は十分とれると思います。将来開業を考えておられる先生や、開業医との医療連携に関心のある先生にとってはさらに協会のメリットが増すことになるでしょう。