デンチャースペース義歯の実際
~顎堤吸収の強い高齢者に福音を~
と き 7月13日(日) 10:00AM~15:00PM
ところ ボルファートとやま 4階琥珀
対 象 歯科医師・歯科技工士・歯科スタッフ
講 師 加藤 武彦 先生 加藤歯科医院(横浜市)院長
加藤塾(全国訪問歯科研究会)主宰
在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワーク歯科部会理事
7月13日(日)「デンチャースペース義歯の実際」と題した研究会を開催し、歯科医師や歯科技工士など52人が参加しました。
顎堤の吸収が進んだ高齢者が増えているなか、そのような顎堤であってもしっかり安定して簡単には外れない、良く嚼んで食べることのできる義歯が求められています。
講師の加藤武彦先生(横浜市開業)は、従来の義歯製作方法では対応が難しい顎堤吸収症例に対しては、顎堤に加え頬粘膜・舌下粘膜で支持するデンチャースペース義歯が有効であることを、理論と実践に基づいて熱心に講演されました。
午前はデンチャースペース義歯を応用した口腔ケアの実践について、外来診療にとどまらず、訪問診療における義歯製作の事例など豊富な症例を使って紹介。午後は、デンチャースペース義歯製作の理論について、解りやすい解説があり、参加者にとって充実した1日となりました。
なお、富山県歯科技工士会と和田精密歯研株式会社が後援しました。