歯科保険診療講習会
保険者等がより注視する中での支払基金の取組を解説
協会は5月26日、診療報酬支払基金本部の歯科専門役を務める宮原勇治氏を講師に招き、「支払基金の取り組みと請求上の留意点」をテーマに講習会を開催しました。歯科医師やスタッフ43人が参加しました。
宮原氏は過去、厚労省保険局において2回の診療報酬改定に携わっており、診療報酬点数を策定した経験とレセプト審査機関としての経験、さらに診療に携わってきた経験を踏まえ、個々の保険点数の成り立ちや算定ルールが意図するところを開業医の目線で解説しました。特に、保険者等の再審査請求が増加する中、正しいレセプト請求の重要性や、審査情報提供、厚労省への疑義照会等を通じて診療実態にも照らして是々非々の審査を行っていることを強調しました。
終わりに、高齢化により歯科医療の需要が増す中、個々の歯科医師に求められる役割が高まっていると述べました。
*以下は5/26の事前案内の内容です
歯科保険診療における支払基金の取組と
請求上の留意点等について
医療機関においてレセプト請求・審査はとても身近なものであるのに、その審査支払機関の役割などがあまり知られていないこ とも事実です。
今回の講習会は、厚労省において歯科診療報酬改定を担当された経験をお持ちで、現在は支払基金本部の歯科専門役として出向されている宮原勇治先生を講師に迎え、支払基金の取り組みや請求上の留意点など、歯科保険診療の審査の実際についてご講演いただきます。また現在、審査支払機関を取り巻く状況が大きく変化しており、それについても示唆いただけるものと思います。
当日は事前質問の回答やフロアとの質疑応答も予定しています。 ぜひご参加下さい。
講師 宮原 勇治 先生(社会保険診療報酬支払基金歯科専門役)
とき 5月26日(木) 19:30~21:30
ところ 富山電気ビル 2階202号 参加費は無料
参加対象 協会会員およびスタッフ
お申込みは、電話、メールまたはFAXにて