2019.02.28　2月度歯科の医局

自院にマッチする内容を選び取って

歯科診療や経営に役立つ情報を提供

　協会は２月28日、「歯科診療や保険請求、医院経営のワンポイント」をテーマに歯科の医局を開催、歯科医師20人が参加しました。
　保険診療の話題では、補綴後に予後不良で再治療となった場合の請求方法や、昨年の診療報酬改定で導入された口腔機能低下症の診断方法といった参加者からの質問について意見交換を行いました。また、４月から請求方法が変更となる県単独医療費助成制度やゴールデンウィークにおける診療対応などに関する情報提供がありました。
　後半は、医院経営に役立つワンポイントについて。参加者からは申告を外部委託している場合であっても、経費を実額計算と４段階税制のどちらを活用する方が有利なのか、自院の傾向を掴んでおくことが重要との指摘がありました。
　そのほか、職員雇用に関する厚生労働省の助成金制度が紹介され、就業規則の整備とその実施によって、助成金の取得と院内の雇用環境改善の一挙両得が図れるとの報告がありました。
　「歯科の医局」は、歯科に関する様々な話題で参加者同士話し合うざっくばらんな懇談会です。経験豊富なベテランの先生も参加されますので、診療で悩んでいることなど気軽にご相談ください。