文化講演と女性医師歯科医師交流会
協会は10月21日、第1回女性部企画を開催しました。この企画は、県内の女性医師・歯科医師同士の交流の輪を広げられる機会となることをめざし開催したもので、当日は21名の女性の医師・歯科医師が参加しました。
第1部 文化講演
『映画で出会った女性たち』 ~女性たちが日本を元気にする~
講師 映画監督 本木 克英 氏
1963年生まれ、富山市出身。森﨑東、木下惠介、勅使河原宏などの監督に師事し、『てなもんや商社』(98)で監督デビュー。第18回藤本賞新人賞を受賞。
以後、『釣りバカ日誌イレブン』(00)から最新作『おかえり、はやぶさ』(12)まで松竹を支える屋台骨として活躍中。
第2部 女性医師・女性歯科医師交流会
*紅茶の美味しい淹れ方講座
講師:TEASHOP ROSEWOOD 富山店
*本木監督のお母様・本木英子氏のミニトーク
※本木英子氏は元高校教師で、県母親大会会長として
女性の地位向上について長年取り組んでこられた方です。
*ティータイム&ケーキ
ざっくばらんにおしゃべりができる参加者同士の交流会です。
「いろんな話を聞けてとてもよかった」「30年前からこんな会を待っていた」
第1部では、富山県出身の映画監督である本木克英氏を講師に文化講演会を開催しました。映画作りや俳優の裏話、監督になるまでの経緯など、日頃なかなか聞くことができないお話を映画の映像を交えながら講演されました。
第2部は女性医師・歯科医師交流会とし、紅茶の美味しい淹れ方を学びながら参加者同士の交流を深めました。また、本木監督のお母様の本木英子氏をゲストに迎えスピーチをいただきました。英子氏は、監督の幼少時代のエピソードや、教員時代に女性の地位向上に取り組まれたこと、子育ての心構えなどについて楽しく語られ、参加者も熱心に聞いていました。
参加者の感想から
・いろんな方々の話を聞けてとてもよかった。本木ママのお話が楽しかった!
・本木監督のお母様の話は実例(息子である本木監督)が目の前にいらしたこともあって、めったにない時間でした。
・女性医師・歯科医師の本音を聞くことができてよかったです。仕事をしていく上での悩み、子育ての悩み、持っているものは同じだと思いました。
・女性の先生方の考え方を聞かせて頂きましてありがとうございました。
・予想していたよりもずっと充実した内容でびっくりしました。紅茶がとてもよかったです。いつも意識して淹れたことはなかったのですが、とても参考になりました。
・おいしい料理をいただきながら、医師同士で気軽に話せるような場所がほしいと思っていました。これが30年前だったらもっとよかったとつくづく思っています。今からでも遅くないので続けていただきたいと思います。
・女子会(ざっくばらんに話せるお食事会)があったら、もっと色々な先生とお話ができるのではないかと思います。
(2012.11.15 とやま保険医新聞)