2016.06.12  市民公開講演会 鳥越俊太郎講演会

権力のチェックがメディア本来の役割

 ジャーナリスト 鳥越俊太郎氏 大いに語る

市民公開講演会に721人が参加

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 鳥越氏は、昨年75 歳を迎え区役所から自身の後期高齢者被保険者証が送られてきたことに触れ、5歳の時に終戦を迎え、戦後の1期生として小学校に入学、戦後の困難期からバブルが弾け日本経済が崩れるまでを見てきたという自身の生い立ちを紹介しました。

現在のマスコミは政府に骨抜きにされている
 
 戦後を見届け、平和と民主主義の中で育ってきた人間として、政治に対しおかしい時はおかしいと言わなければいけないとして、気に入らない報道に圧力を掛ける現在の政府のメディア対策を批判。本来、報道機関・ジャーナリストは政権の権力が正しく使われているかをチェックすることが歴史的な役割だが、骨抜きにされてしまっていると述べました。

 

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